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スズキ超音波製品ラインナップ

小型超音波溶着機

小型超音波溶着機

業界最小クラスとなる手のひらサイズ溶着機

フードパックやブリスターパック、不織布、小型部品等、
主に薄物の熱可塑性樹脂(熱で溶ける樹脂)の溶着に適する小型溶着機です。

小型超音波溶着機 AUH30CWは業界最小クラスの溶着機でありながら多彩な使用方法を選べます。
主な使用方法にはハンドピース(手に持つ部分)を文字通り手に持っての溶着とオプションを介して
専用機・ロボット等へ装着しての溶着、スタンドに装着して溶着の三種類があります。

小型超音波溶着機「AUH30CW」パンフレット [PDF] 小型超音波溶着機「AUH30CW」取扱説明書 [PDF]

標準仕様による手持ち溶着

標準仕様01 標準仕様02

  1. 標準仕様では、発振器本体(アンプ)に標準ホーンを装着済みのハンドピース(手に持つ部分)が付属しており、
    ハンドピースのコネクタを接続して、背面の電源スイッチを入れるだけでスタンバイ状態となります。(予熱も不要です。)
  2. 続いて発振器本体(アンプ)正面にある発振時間ダイアルを回して発振時間を調整します。
    発振時間は0.1秒から6秒の間で設定可能でテスト溶着にて適度な時間を設定下さい。
    ハンドピース後部の発振ボタンを押すことで発振します。
  3. ホーンをワーク(素材)に垂直に軽く当て、発振スイッチを押します。
  4. 素材の溶け始めを確認し加圧します。
  5. 発振時間が終了しても数秒保持することにより密着度が増し確実な溶着が可能となります。

小型溶着機の用途

直接溶着

直接溶着

ホーン先端と素材の接触面を超音波振動により摩擦熱を発生させ溶着させます。素材同士の接着面の間に突起状の形状を設けますと、より良好な溶着が可能となります。

リベッティング(かしめ)

リベッティング(かしめ)

リベッティング(かしめ)を行う場合は予めホーンを振動させ、かしめ頭を軽く押さえると、ホーン先端との境界面に摩擦熱が発生し、かしめ柱先端から溶け、かしめることができます。

チューブ溶着

チューブ溶着

ストローなどのチューブ状のものをホーン先端で押さえながら振動させることで密封することができます。

紙を挟んでの溶着

紙を挟んでの溶着

薄物熱可塑性樹脂の間に紙などを挟みホーンで押さえながら振動させることで挟み込み溶着が可能です。

  • ※素材の材質、厚み等によりできない場合があります。

熱可塑性(加熱により軟化する)樹脂の溶着

  • 薄物小型樹脂部品同士の直接溶着
  • 小型樹脂部品のリベッティング(カシメ溶着)
  • フィルム、不織布の溶着
  • 樹脂電子部品の溶着
  • ブリスターバック、フードパック、プラダン等の溶着
  • 医療用樹脂部品の溶着
  • 工業用パックの溶着
  • 食品容器の溶着
  • 光学部品の溶着
  • 音響部品の溶着
  • 小径樹脂チューブ類の密封   他  

専用機・ロボット等に搭載した溶着

専用機・ロボット等に搭載した溶着

専用機・ロボット等に搭載した溶着

メーカー希望小売価格 104,500円
(消費税抜き 95,000円)

IO-UNIT (外部入出力ユニット)
オプションのIO-UNITを接続することで外部機器からの発振・停止、外部機器への発振(OSC)・過負荷(OVER)信号の出力が可能です。

  • 正面発振入力プラグ(コード付)を本体に接続
  • ハンドピースを発振出力コネクタに接続。
  • 背面入出力コネクタに外部機器と繋いだ接続プラグ(付属品)を介して接続。
  • 接続プラグへの配線は取扱説明書をご覧のうえお客様にてハンダ付け下さい。
  1. 専用機等に搭載する場合、専用機側にステーを取付け、溶着機ハンドピースを保持します。
    ハンドピースの外形はΦ38のストレート形状で胴部側面に空けた三つ穴の上から約50mmが取付部となります。
    • ステーは、搭載する機械の仕様・ご利用のワーク形状にあわせお客様で設計・製作して下さい。
  2. 溶着機本体とハンドピースの間にIO-UNIT(外部入出力ユニット、オプション設定)を接続します。
  3. 連続発振を可能とする為、ハンドピース内にドライエアを供給します。
    ハンドピース端面にあるエア用継手取付口に継手(スピコン等)を取付けエア(30L/分程度)を供給します。
    • AUH30CWの発振時間は最大6秒まで設定可能ですが、6秒以上の連続発振には6秒に約0.1秒間発振停止が必要です。
  4. 各種設定の上、動作させます。

スタンドに取付けての溶着

ハンディ溶着と機械搭載溶着の間で簡易に溶着する方法としてドリルスタンド等に取付ける場合をご紹介します。

スタンドに取付けての溶着

  1. 市販のドリルスタンド等を使用可能。
  2. 常に垂直に加圧可能。

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