小型超音波溶着機 AUH30CWで熱溶着用ラインストーン（Hotfix）をマスクに貼ってみました。

小型超音波溶着機 AUH30CWを使用してアパレル等で華麗に輝くラインストーンを不織布マスクに貼ってみました。

もともとAUH30CWの基本設計はラインストーンの溶着用に開発されたSUH30CWが基になっているものであり、標準ホーンとして

本体に付属するホーン先端の凹も4mmのラインストーンが溶着できるような角度で作られています。

ラインストーンの熱溶着タイプであるHotfixを貼り付けるには通常アイロンなどを使用して数秒／個かかるのですが、

超音波溶着機 AUH30CWを使用すると一瞬で貼り付ける事が可能です。

今回は社内で見つけたラインストーンを、同じく社内でテスト用に在庫していた不織布マスクにアクセントとして溶着してみました。

◇ 用意するもの

・ 小型超音波溶着機 AUH30CW （標準セット）

・ ガラス板 （敷板に使用）、テフロンシート（ガラス板の上に置き溶着時素材が貼りつくのを防ぎます。）

・ ラインストーン Hotfix （クリスタルの底面にホットメルトシートを貼ったもの）

◇ ラインストーンの輝きに魅了されます。　標準ホーンは先端が凹んでいてクリスタルがズレないようになっています。

◇ では溶着してみましょう

・ 任意の場所にクリスタルを置き、クリスタル購入時表面に貼ってあるフィルムを挟んでホーンをあてます。

・ 溶着時間は、1mmのクリスタルで約0.2秒、2mmで約0.3秒、4mmで0.6秒くらいでしょうか

・ 貼り付ける素材が溶けず、クリスタル底面のホットメルトが溶ける秒数を数回のテストから見つけ出します。

・ 小型超音波溶着機 AUH30CWは発振時間を0.1秒から6秒まで任意に調整でき、一度設定すると毎回その秒数で停止します。

・ 溶着は一瞬で終わり1秒程度で冷め、アイロンのように予熱も必要なくスイッチを入れれば0.1秒で使用可能となりますので

電気代も掛からず経済的です。

◇ 順に貼り付けていきます

◇ 最後に1mmのクリスタルを付けて完成です

・ これは虫かな?  トンボかな?

◇ 今回は不織布マスクに貼り付けましたが、使い捨てのマスクにラインストーンを貼るのは贅沢過ぎるかと思いますので

衣類など布地に貼れることも付け加えておきます。

・ 布地にしっかりと溶着されたラインストーンは洗濯機で洗っても簡単には取れません。（洗濯方法によって変わります）

布マスクなどのアクセントとしていかがでしょうか?

・ こちらはポリエステル生地のマスクに貼った例です。

◇ メインの画像は女性スタッフに協力してもらい撮影したものです。（少数貼り付けるだけでもかなり目立ちますのでご注意ください）

※ 上記は全て社内テストによるものをそのまま掲載しており、製品の性能を保証するものではありません。

・ ラインストーン及び不織布マスクは市販品を使用しました。

※ 小型超音波溶着機をご利用の際には、製品に付属のする取扱説明書をよくお読みの上でご利用願います。

※ ご質問はスズキマリン産業機器課（053-440-2306）又は 問合せフォームをご利用願います。