超音波溶着機

【超音波】×【接着フィルム】~異素材同士の溶着~

【超音波】×【接着フィルム】~異素材同士の溶着~
対象素材 CFRP、PP
使用機器 超音波溶着機【SUW300】

こんにちは、スズキマリン超音波グループです!

これまでは弊社製品を使用した加工方法を主にご紹介してきましたが

今回は何と、コラボ企画です!

「藤森工業株式会社」の「メタシール」という製品を使用した溶着をご紹介したいと思います。

藤森工業株式会社と言えば「ZACROS」のハウスネームでお馴染みの包装資材製造メーカーですね。

https://www.zacros.co.jp/

今回はどの様な内容かと言いますと

メタシールという接着性フィルムを使用した、異素材同士の伝達溶着です。

まずはメタシールがどの様な製品かを見ていきましょう。

下にURLを貼っておきますね。

https://www.zacros.co.jp/products/tablead.shtml?c=21

●アルミパウチタイプのリチウムイオン電池電極接合

●燃料電池のセパレーター等の接着

●その他電子部材等の接着

この様な用途で使用されるんですね!

今回は2種類の溶着をご紹介したいと思います。

1.PP+CFRP

2.CFRP+CFRP

※ PP  :ポリプロピレン CFRP:炭素繊維強化プラスチック

PP+PPやPE+PEなど同素材同士の溶着は弊社の溶着機が得意とするところですが

異素材同士の溶着や熱可塑性樹脂以外溶着は難しいんですよね・・
それではテストしていきましょう!

メタシール3jpg.jpg

シールを適当な大きさにカットして溶着していきます。

溶着に使用する溶着機はこちら!SUW300です!

SUW300.jpg

それでは動画をご覧下さい。

しっかり溶着されました!

同じ事をCFRP+CFRPでも行ってみました。

こちらもしっかり溶着されています。

10メタシール.jpg

溶着痕も綺麗ですね!

メタシール9.jpg

メタシール+超音波溶着機(SUW300)を使用すると、

異素材同士の溶着やこれまで溶着が難しかったような素材でも溶着する事が可能です!!

素材加工でお悩みの方は(株)スズキマリン産業機器課までご連絡下さい。

※ご注意

・ 溶着強度は、発振時間、加圧力、ホールド、コールド時間、敷板材質等により大きく変化します。   

・ 必ずお客様の環境にてテスト検証をお願い致します。  

・ 超音波溶着機使用時には、製品付属の取扱説明書を良く読んでお使いください。

上記に関するお問い合わせは、(株)スズキマリン 産業機器課 (053-440-2306 )又は問合せフォームよりお願いします。

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