スズキ超音波カッターSUW30シリーズについてよくある質問(FAQ)
使用機器 | 超音波カッター【SUW-30CTL】 |
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Q1: スズキ超音波カッターを選ぶ際は何を基準に選ぶべきですか?
A : スズキ超音波カッターには4種類ありますがアンプ部は全て共通です。
まずは用途に合わせて最適な機種をお選びください。
※ 簡単に選ぶなら : 姿勢を選ばない ⇒ CD 、机上でカット ⇒ CT / CTL 、 ロボット搭載 ⇒ CMH
※ 刃厚で選ぶなら : CT < CD / CMH < CTL
※ 切れ味で選ぶなら : CD / CMH > CT > CTL
Q2: どんなものが切れますか?
A : 事務用カッターで切れる物はほとんどカット可能です。(無理な力を入れずカットが可能なので怪我防止に役立ちます。)
Q3: 耐切創用防具を身に着ける必要がありますか?
A : 安全を確保する為、耐切創用手袋・エプロン・ゴーグル等を必ずご使用下さい。(耐切創Lv4以上をお勧めします。)
Q4: ハンドピースのみの販売はしていますか?
A : はい 本体の型式を確認し〇〇用(例 SUW30CT用)ハンドピース単体としてご注文下さい。
Q5: カッターの先端に付いている刃は摩耗しますか? また替刃の寿命はどの程度でしょうか?
A : 刃は消耗品です。寿命は切る対象物(素材)によって変わりますので切れ味が悪くなったり、刃先が欠けたら新しい替刃に
交換して下さい。 (下画像は摩耗し替え時となったものです。)
Q6: 刃を折らない為にはどうしたらよいでしょうか?
・ ハンドピースを捻じる動きは避けましょう。
・ 曲線をカットする場合はできるだけRを大きく直線的にカットすることがお勧めです。
・ 樹脂金属が含まれている箇所は金属に刃先を接触させないようにカットして下さい。
Q7: 替刃を替える際に注意すべき点を教えて下さい。
A: ・ 替刃は指でしっかり押さえ、軸線と刃部が平行となるよう取付けて下さい。
・ 替刃取付け用の溝から異物を取り除き清掃してから替刃を取り付けて下さい。
・ 取付けネジも消耗品ですので替刃交換と同時に交換をお勧めします。
・ 当社指定の規格品をお使いください。(20個/1袋 単位で販売しております。下画像はCD/CMH/CT用)
・ 締付は規定トルク(0.8Nm)にて締めて下さい。
・ 弊社指定の専用トルクドライバー(ビット付き在庫品)をお使いいただくと規定トルクで締まります。
(画像) SUW30シリーズ専用トルクドライバー 取付ネジ
Q8: 刃先に樹脂が張り付いたのですがどうしたら良いですか?
A: 柔らかい材料のカット時に刃先に付着してしまった樹脂はダンボールなどを数回カットすることで落とすことが可能です。
Q9: 替刃が折れた際、先端の溝の中に刃が残ってしまいました。 どうやったら取れるでしょうか?
A: 替刃取付けネジを緩め、ハンドピースの刃取付け溝を下に向けて発振させると取れる場合があります。
Q10: 替刃取付けネジの穴を舐めてしまいました。
市販の「なめた六角ネジ取り外しビット」などを使って外すことができる場合が多数です。ただネジ穴が潰れていると
ホーンの交換が必要となりますので、お買い求めの販売店経由で修理を依頼して下さい。
Q11: 刃が焼けたように黒くなってしまいました。何故でしょうか?
・ 刃が黒く焼けたようになる原因は、刃取付けネジの締付が規定トルクで締まっておらず緩い場合に、超音波振動によって
刃とネジの間が擦れ、摩擦熱で焼けてしまたことによるものが多いです。 ネジの締めが甘い場合は、超音波振動が
刃部まで伝わらず切れ味が悪かったり、音が発生したり、刃が焼けたりしますので規定トルクで締め直してください。
ご不明な点はスズキマリン産業機器課相談窓口 053-440-2306 まで Webでの質問はこちらのフォームより受け付け致します。
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